こんにちは、メガネの吉川屋店長のtetsuroです。
今回は、眼鏡技術者の資格についてのお話しをさせていただこうと思います。
人が受けとる情報の視覚情報の割合 80%
日本のメガネ装用者の割合 65%
メガネを求めるときに眼鏡店で視力検査をする人 84%
出来上がった眼鏡の視力に不満と答え、「見え具合の悪さ」を上げた人 53%
眼鏡技術者には国家資格が必要と回答した人 82%
出典:財団法人日本消費者協会「2010年眼鏡に関するアンケート調査」
及び、眼鏡光学出版㈱「眼鏡データベース2010」
日本には眼鏡技術者に公的資格がありません。
ですから、専門的な知識や技術が無くとも、
眼鏡店を開業し営業することが可能です。
お客様にそんな話をすると
「えっ、そうなの。あると思ってた。」と、ビックリされます。
「技術が無くてもメガネを作れるの?」とも。
機械の操作ができれば、作るには作れてしまうのです。
ただ、メガネというものは本来お使いになる方に合わせたオーダーメイド。
適切な視力測定、使用目的やライフスタイルに合ったフレームやレンズ選び、
フレームに合わせたレンズの加工、お顔に合わせるフィッティングと
快適なメガネを作るにはやはり知識と技術が必要です。
海外では眼鏡の調製に携わるには3年から8年の専門教育を必要とし、
40ヶ国以上で専門教育をベースとした公的資格を定めています。
大切な視力や視機能を正しく保つ上で、メガネの役割は重要です。
眼鏡技術者の公的資格は眼鏡店の為ではなく、
メガネをお掛けになる方の安心の為に必要だと考えます。
資格制度の現状を多くの方に知っていただきたいと思っています。
是非、ご家族やご友人の方に話してみてくださいね。
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