【注意】まつ毛エクステの危険性

こんにちは、メガネの吉川屋五代目店長のtetsuroです。
オシャレに目元をぱっちり見せるアイメイクとして、その気軽さがうけて20、30代の女性を中心に人気を集めるまつ毛エクステンション（エクステ）ですが、先日は京都府で客にまつ毛エクステを無免許で施術したとして美容師法違反容疑での一斉摘発があり、昨日は名古屋でも同様の逮捕がニュースとなりました。

メガネに直接関係ありませんが、目に関連するニュースということで解説してみます。

施術には美容師免許が必要

まつ毛エクステとはシルクや化学繊維などの人口毛を専用の接着剤でまつ毛に付け足し、まつ毛を長くしたり濃くするなど、ボリュームアップさせる美容法です。そもそも施術には美容師免許が必要となります。厚生労働省によりまつ毛エクステは美容師法に基づく美容に該当すると明言されており、施術は美容所の届け出のある施設で美容師の有資格者でなければならないのです。

視力低下などトラブルも

目元は皮膚が薄く粘膜と接しているので非常にデリケートな部分です。その粘膜に接して生えているまつ毛に人口毛を瞬間接着剤で接着するため、施術には熟練した技術と経験が必要です。ですが、実態には美容師免許すら持たない未経験のアルバイトに施術させるといった悪質な業者も存在します。接着剤の量が多く目がしみる、ピンセットの先が眼球に触れ傷つけるなどのトラブルになることもあり、国民生活センターにはそういった健康被害の相談が年々増加しています。

サロン選びは慎重に

巷に氾濫するまつ毛エクステサロンでは、美容所の登録はしているもののすべてのスタッフが美容士免許を所持しているサロンは少ないようで、サロンを選ぶ際には美容所の登録とすべてのスタッフの美容士免許の所持を確認しましょう。また、施術後少しでも異常を感じた場合、速やかに眼科を受診しましょう。

より詳しくはこちらから
独立行政法人国民生活センター まつ毛エクステンションの危害（PDF）

メガネの吉川屋
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